スピリチャルの時代
オーム真理教の地下鉄サリン事件以来、カルト宗教による社会問題が減少傾向にあったが、近年またカルト宗教による被害が増加しているのだという。
スピリチャルブームを反映して、テレビ格局では霊界ものや、占い、守護霊などを扱った番組が増え、日常の会話の中で神様や霊界の話をするハードルが非常に低くなった。宗教団体による信者の勧誘等がやり易い状況が生まれている。視聴率が取れるという理由だけでははないだろうが、確かに霊能関係の特番やレギュラー番組が増えているようだ。
私は塾でもブログでも言ってきたことだけれど、この手の職業でお金儲けをしている99%の輩は、詐欺ペテン師のたぐいである。人の弱みに付け込み、そして不安を煽り誰も立証できないほら話を並べ立てる。努力がなかなか報われない不安定な社会構造が、多くの人達をそういった世界に引き寄せているのだろう。
実に多くの経営者の方が、商売の際の方位や日時、そして風水を気にする。私の周りにもそういった方々が多くいらっしゃる。こんな話を塾の卒業生から聞いた。ホテルやスパーなどのため土地を購入するさいに、霊能者なる方を連れてきて霊視をしてもらい、不浄の霊がいるかいないかを見てもらうのが、今や業界では常識なのだそうである。私も聞いてびっくりした。そこまで業界も進んでいるのかという感がある。
まさに困った時の神頼みである。実は私も霊能者である(・・笑い)。こんなことを書くとまた我が家のご意見番に叱られるのであるが、私はよく神の声を聞く。たとえば「あなた早く起きなさい」とか「洗濯物干しておいてね」とか・・・・・。いなかでは女房のことを山の神と呼ぶ。したがって私にはよく山の神の声が聞こえるのである。
あなたの前世は○○だったので、こういったカルマが今生に現れているのです。このカルマをなくすのには○○を信じ、○○をしなければなりません。こういったたぐいの悪徳商法が流行している。高額の数珠や置物を押し付けられ、時に借金までし購入してしまう方がおられる。
人生に起きるすべてのことは、その人が引き寄せているのである。いいことも悪いことも。言葉や態度、行動や人格そういったものが運命をかたち作っていくものだと私は考えている。過去のカルマや信仰心とは一切関係がない。ましてどの教会やお寺にいくら寄付をしたからといったことで運命が好転するわけでもない。
努力をしても報われない社会で、努力をしなければますます大変になるのは至極当然なことだ。『努力なくして栄冠なし』。人の上に立とうとする努力ではなく、自分を磨く努力を心がければおのずと道は開けるような気がする。



自分のブログ更新は棚に上げて、またまた書き込みです。
先日新聞で大学のサークルを偽装した宗教団体の活動が増えているという記事を読みました。えっ、まだその手の新興宗教団体って大学のキャンパスにはびこっているの?と驚くとともに、宗教に免疫のない若い人たちは案外だまされやすいのかもしれないと思い返しました。
私も機会があるたび気を付けるようにと高校生には話しています。大学時代は私自身いくつかの新興宗教の勧誘集会に出てみたことがあります。どれも友人や知人から誘われて、明らかに宗教団体の信者勧誘のためのものだなとわかった上で参加しました。
キリスト教系から神道系までさまざまでしたが、共通していたのは信者に一定額の寄付を義務として強要している点と、入会・入信させようと強引な勧誘説得が行われるという点でした。なるほどこうして教組や上層部にお金が集まるわけだと納得しました。
私があらゆる説得に屈しなかったのは、信仰は内的必然性に基づくものであり強制されるものではないという確信からでした。ぐるりと回りを五、六人の信者に取り囲まれて説得されると気の弱い人なら、うんと言ってしまうところですが、私は頑固だったので友人や知人との関係が悪くなっても絶対に首を縦に振りませんでした。
じゃあ、なんのためにわざわざそんなところに行ったんだと聞かれそうですが、新興宗教団体の実態を垣間見てみたいという好奇心と、勧誘の説得を撃退する論戦が面白かったからです。今考えると、若くて暇だったからそんなことに首を突っ込んでいたんだなあと我ながら呆れます。
いずれにしても、寄付を強要するような宗教団体は金もうけが主だと思ってもいいくらいですので、若い人は特に気を付けてほしいと思います。
(かねごん)
小林先生コメントありがとうございます。そうなんです。最近また宗教の勧誘が多いんです。一時期世紀末思想を利用した勧誘が多かったんですが、守護霊や前世占いなどの巧妙な勧誘が増えています。高校生などが誘われるケースが増えています。気をつけさせたいですね。
投稿: 学び舎主人 | 2008年5月22日 (木) 12時10分