宇宙人の独り言
同じ地球という星に住んでいながら、神様の種類やものの考え方の相違から、拳銃を突きつけあい、時に戦争までしてしまう人間。争いのきっかけは、食べ物の奪い合いだったり、トップに立つ人間のプライドだったり、不思議な生き物である。
地球の恵みを一握りの人間が独占してしまう悲しみ。地球の自然を自己の欲望のために荒廃させてしまう愚かさ。困りごとがあると神様に頼り、何を勘違いするのか自分が神様にでもなったかのような幻想を抱く狂信者がたわごとを言う。
よく観察をしていると、時としてすばらしい啓蒙家や宗教家も現れる。だが残念なことに、いつの間にか権力者達に都合よくあしらわれ、気骨のある知識人は消滅する。
時に、見るに見かねた私たちの仲間が地球に降り立ち、救いの手を差し伸べようとしたこともあるが、磔にされたり、魔女裁判にかけられたりして退却してきた仲間もいる。よせばいいのに神様のふりをして、PC言語を使って書いた本を手渡したら、後生大事にしてくれるのはいいのだけれど、その本の解釈をめぐってまた争いごとが起きてしまう。まあ、ようやくあの本が、コンピューター言語だということに気づいた地球人もいるようだが、予言とか言って騒いでいるが、まだ本当の使い道に気づいてはいないようだ。
人間は我々の文明を100レベルとすると、7~8レベルまでは何とか進化していくのだけれど、10近くになると精神が追いつかなくなり、自ら自爆してしまう。時に原子爆弾で自爆したり、エネルギーの誤用で自らの文明を無に帰してしまう。
それからジョークのつもりか知れないけれど、地球人はよく我々の似顔絵を描く。タコの顔だったり、我々が海洋動物園で飼育しているちょっと人間に似た動物を見つけて、グレータイプとか勝手に名前を付けて騒いでいる。おもしろい。
それから地球には学校と呼ばれるものがある。地球の子ども達が、言語や物理学の基本や音楽などを習うらしいが、この教育というシステムもかなり原始的で、地球人の悩みの種のようだ。またそれをサポートする塾などというものも、日本とかいう国にあって宇宙人がいるとかいないとか議論をしているところもあると聞いている。
一番驚いたのは、地球には国境とかいう危険な目に見えないバリアがあるということだ。実はこれが人間の進化を一番阻害しているもので、全ての諸悪の根源だというレポートさえある。
レポートと言えば、だいぶ前かねごん宇宙人が、塾とかいう教育の視察をすると言って地球に行ったきり戻ってこない。レポートと称して、ブロブとかいうものを送ってはくるのだが、毎日分けの分からないことを書いてくる。困ったものだ・・・・・
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