部活延長
昨日の雨とうって変わって今日は清々しい一日だった。『風と虹の教室』に通ってきている3歳と4歳のケンちゃんとリュウちゃんは、私のことを2階のおじちゃんと呼ぶ。公園から木の枝を拾ってきて釣竿を作るというので、あまったY字形の木の枝でスリッパ星人なる宇宙人を作ってみたが、「おじちゃんその宇宙人汚いよ」と言われ面目もなく、やることもなかったなのでそばの川の土手を散策しに出かけた。
塾の裏手が県立一関一高の校舎であるが、いつも何人かの先生が堤防まできてタバコを吸っている。他の学校同様敷地内全域禁煙ゆえ、わざわざ堤防まで出てきて吸っているのである。涙ぐましい努力である。
昨日の大雨で上流より流れてきた流木が、あちこちに打ち上げられている。最近ではこの流木を利用したアートも盛んなようで、一生懸命形の良い流木を拾っている方もいる。ヒバリが数羽ピーチクパーチクと鳴きながら飛んでいる。合唱の歌声も教室から流れてくる。のどかでいい気分だ。
そういえば昨夜は満月で、田植えを終え水が張られた田んぼに、満月の月が浮かんで幻想的だった。塾教師にとっては暇すぎて手持ちぶたさの日々だが、それゆえにのんびりと夕暮れの散歩も出来る。山の景色も新緑ですばらしい。
中総体の大会に向け、各中学校では今日から部活動の延長が始まった。ほとんどの塾生が運動クラブに入っているので、塾に来るのも遅くなる。これから一ヶ月間私にとっては英気を養う時期でもある。
実は日々人にものを教える仕事というのは、確実に教えることで知識が流失していく。充電をしないと完全に枯渇してしまう。昨年度の入試問題を研究したり、塾生の昨年度の指導ノートを読み直したりと、やるべきことはある。しかしついつい、自習室に降りていき気になる本を読んだりして、あっと言う間に時間がたってしまい、生徒がやってくる。困ったものである。
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