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2008年5月11日 (日)

山の魅力

080511_141858 Neko今日日曜日、我が家の田植えが終了。我が家の末娘のキラが私の植える作業を監督しておりました。

田植えも終わると、一気に里山は濃い緑色に覆われ、私の山心がうずきだす。

一人もくもくと山を登り続けるとき、自分の荒い息づかいと、ざっざっという足を運ぶ音だけが、深閑とした森の中に吸い込まれていく。

 闖入者を警戒するかのように、動物達の気配は消える。遠くで小鳥がさえずるぐらいで、立ち並ぶブナやナラの木さえ、息を潜めているようだ。私は一人で山に分け入るときの、あの静けさがたまらなく好きだ。何かが自分を監視しているような気分や、山の精霊たちが木々の枝から私を見おろしている感覚がたまらない。

 080511_153003 新緑の里山を眺めていると、山歩きの衝動に駆られる。しまい込んでいた登山靴をさりげなく出してみたり、登山ナイフの握りを確認して見たり、うずうずしてくる。幸いにも山で熊と遭遇したこはないが、日本カモシカや雄鹿が急に目の前に現れ、慌てたことは何度かある。スポーツ店などの登山コーナーで、唐辛子スプレーが売っているが、不安な方は山歩きに持ち歩いたほうがいいかも知れない。

 知らない町の中ではよく迷うことがあるが、不思議と山の中では迷ったことがない。秋の登山道は落ち葉で隠れてしまい危険な時もあるが、この時期の山道は、獣道に迷わない限り比較的安全だ。

 今月の半ばから、多くの山が解禁となる。5年ぶりに塾登山を再開しようかと計画中だ。危険な山登りなどしないほうがよいのだけれど、時として人間は冒険心がうずくものだ。

 厳冬の山登りをする知人が言っていたが、あのマイナス20度の寒風を体験したくて登るのだという。さすがにそこまで私はMではないが、でもやっぱり山はいい。

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