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2008年4月10日 (木)

塾教師の条件

 私は講師の先生を募集する際、いっさい学歴や資格を問わない。時に一流と言われる大学を出た方が来ることもある。高卒の方が来ることもある。

 40分~1時間の面接で決めさせて頂いている。失礼な言い方かも知れないが、小学生や中学生を指導して頂くのに高学歴は必須条件ではない。話す態度や、その人自身が醸し出す雰囲気(オーラーと言っても良いかも知れない)が、私の塾にやって来るこども達に対応できるか否か、それだけである。

 1時間近くお話しを聞いていると、その人のバックボーンが見えてくるものだ。第一印象とだいぶ異なる人もいるが、その人と話をしていて、生徒と接している姿がイメージとして浮かんでくる方は、だいたい間違いない。

 高校部門の英語や論文は私が指導しているので、ハローワークの募集要項の条件欄には「小中学校の基礎学力を有する方」とのみ記載している(ちなみに現在は募集しておりません)。教師は、生徒と共に成長していくものである。もちろん学力もそうである。1年間教える仕事をして進歩なき者は、10年間やっても変わらないのじゃないかと思う。

 時間に追われ、マニュアルをこなすだけの塾教師ではすぐに枯渇してしまう。仕事である教えるということの意味を、さまざまな視点から捉えられなければならない。技術面、思想、流行、そして言語や行動学、そういった勉強の土台の上に、教師として経営者として生き抜いていく運みたいなものが、かね備わって行くような気がする。

 私の塾では、生徒の学習計画は、基本的に塾生自身が作っていく。したがって自分が何をやらなければならないのかを、生徒自身に知らしめることが、我々教師の一番大事な仕事である。日々によってさまざまな要求が押し寄せる。

 理科の電気を教えるはずが、「明日江戸時代のテストがあるので、先生今日は江戸時代で」 なんて事が日常茶飯事である。我々の即席の教科準備などほとんど無駄足である。故に日頃の鍛錬が必要なわけである。

 私の塾は一斉授業ではないので、その点では我が塾の先生は大変だと思う。連立方程式の道のり問題を解説したと思えば、隣の生徒からは電磁誘導の説明を求められる。かと思えば後ろからトントンと肩を叩かれ、「連体詞と形容詞って、何でどっちも連体修飾語って言うの」・・・これが我が塾の日常である。

 日々要求されるもの、頭の回転の速さと、すばやい機転である。そしてこれは私ももちろんそうであるが、我々教師のたゆまぬ成長である。そんなわけで講師の先生、今年度もたいへんでしょうが、わがままなかねごんをどうか暖かい目で見てやって下さい。どうかよろしくお願いします・・・

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