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2008年4月28日 (月)

10億円年金横領問題と国家という名の台所事情

 日本の国の累積赤字が増え続けている。これが一般の家庭なら台所は火の車どころか、破産状態だ。

 私のような貧乏人が言えば、負け惜しみにしか聞こえないが、国のトップに立つ人間もお役人も、本当はお金のありがたみなんか分からないんじゃないだろうか。小さい頃から苦労を知らず、育ちの良さと、サラブレット的血筋の良さでポジションを獲得してきたやからが多いように思う。

 二世政治家が国会を独占し、ぼんぼんばかりがひな壇を飾る。政党政治ではなく製糖政治だ。甘い汁を撒き散らし、そこに寄ってくる人達を絡めとっていく。情けない限りである。

 企業や団体が政治家を支援するのは、どれだけ自分たちに利益をもたらしてくれるかであって、それ以上でもそれ以下でもない。政治家の理念や政治思想などは二の次、三の次だ。

 国会や地方議会で発せられる野次ひとつとってみても、政治家のモラルが分かるだろう。やくざとなんら変わらない人相、風貌そして発言。「お金を持っている人が勝ち」これが今の政治だ。

 100円ショップに行って見るとよい、税込み105円のお茶碗を買うにも、お母さん方は何度も手にとっては思案している。そんな国民の気持ちが彼ら政治家に分かるはずもない。だいたい100円ショップなど行ったことがないだろう。料亭で美食と美酒に酔いしれる日々の政治家に、ハングリーの精神をと言ったところで、サハラ砂漠にコップ一杯の水を撒いて何とか植物を育てようとする行為に等しい。

 お金持ちによる、お金持ちのための、お金持ちの政治である。

 子供のいない老夫婦が、二人寄り添って必死に年金生活をしている姿に、私は本当に涙があふれてくる。国民年金だけで生活することがどれだけ大変なことなのかを、なぜ理解できないのか、私は政治家の考えていることが分からない。医者に行きたくとも、行かれない高齢者が今後増加していく。

 トップの政治家のバカさかげんが、全国で働く公務員にも伝染してしまっている。先頃報じられた10億円年金横領事件である。横領したお金を競艇に注ぎ込むなど、もちろん論外であるが、その10億円の横領に気づかなかった組織そのものに私は耳を疑ってしまった。責任者は「本人は10億円を使ってしまったので、お金は戻ってきません」などと発言しておったが、ふざけるんじゃない!!

 課長以上、役付けのものは、全員退職金を辞退するくらいの責任があってしかるべき事態である。本当にふざけている。市民の方々が、その年金を納めるためにどれだけの汗と涙を流したことか。これが企業ならば、役員全員解雇処分、会社も倒産が必至である。

 公務員に日本の制度は甘すぎる。たとえば教員の1年休養保障もいい加減な使われ方をしている。重度の病気や怪我、そして先生方の出産などに対しては、非常に大切な制度である。がしかし、私が市内で過去に置いて知っている事例では、教室に入るときに黒板けしを頭に落とされて1年休職とか、お子さんを亡くされて1年休職というケースがあった。

 おそらく神経症等の診断書が提出されたのだろうが、いかがなものだろうか。これが塾教師なら即解雇。経営者ならば即廃業である。

 救急車で病院に運ばれて、主治医に土下座して家に返してもらって、翌日から塾で授業をやったなどという塾教師はざらである。それは自分の生活がかかっているからだ。何の保障もないからだ。だから毎年過酷な受験指導も乗り切られるのだ。生徒の将来、家族の生活、もろもろのためである。私もそんな多くの塾教師のうちの一人である。

 だから言わせてもらう。お金がないので、じゃ借金をという国家の在りようを変えなければならない。政治家や公務員の体質が今のままでは、必ずやわが国は沈んでしまう。そういう意味では、大阪の橋本知事のような方に何とかがんばってもらいたい。今の気概がポーズではなく本心であることを願わずにはいられない。

 

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