体育系VS文化系
塾のすぐ近く磐井川の堤防は、市内の一関一高や一関修紅高校の運動部の高校生がランニングに利用している。夕方の生徒のいない時間、私も散歩に利用するのだが、高校生の挨拶が実に気持ちいい。
すれ違う市民の方に「こんにちは」 「失礼します」 と声をかけ通りすぎていく。なかなか出来ることではない。特に女子ソフトボール部や、野球部の高校生達は、わざわざ帽子をとって挨拶する子もいる。素晴らしい!
何かとスポーツ推薦やスポーツ重視の学校運営に批判も多い昨今であるが、部活をしている生徒達の態度を見ていると、スポーツをやっている子ども達はいいな~と思うのである。先輩方や指導者の皆さんのご尽力のたまものであると思うが、奢ることなく、勉学と両立させ努力していってもらいたいと思う。
スポーツを通して鍛えた肉体や精神力は、決して無駄ではない。ただ人間社会には違う多くの面もある。全てをスポーツで培った尺度で測ってしまうと、さまざまな問題が生じることもある。体育系の諸君はそのことを忘れないで欲しい。
私もかつてバリバリの体育系の生徒であったが、今振り返ってみると、ずいぶんと繊細さに欠けた言動も多かったような気がする。反省しきりである。
文化的価値の素晴らしさは、大人になって実感することが多いのだが、スポーツ少年小僧の頃は、歌を歌うことや絵を描くこと、書をしたためることを何かと軽んずる傾向がある。それはそれで致し方ないのかも知れないが、文化系の少年や少女達をいたわる気持ちも持って欲しい。
中学校では、今週修学旅行が始まる。帰ってくると運動会の準備がスタートする。対抗リレーなどに出場する花形選手が脚光を浴びがちだが、看板を作成したり行進曲を演奏する文化部の努力があることを、決して忘れてはいけない。



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