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2008年4月19日 (土)

「下流社会」といってしまう下品さ

前日の「希望格差社会からの脱却」のブログの記事に関して、学び舎の小林先生より真摯なコメントをいただきました。皆さんにぜひ読んでいただきたく、紹介させて頂きます。

同感です。
ついつい書き込みたくなって書いてしまいました。
『なぜ勉強させるのか?』(光文社新書)という諏訪哲二さんの本を思い出しました。少し長い引用になりますが、次のような一節があります。

「問題なのは、そういう目先の職業上の目標にからむエサをぶら下げても、若者たちが動かないことである。だいたい、人間が経済的な目標だけで動くものかどうか、大いに疑問である。「消費社会的」段階は、経済に一元化された社会であり、みんな得か損かでひとが動くように思われているが、本当にそうなのであろうか。目先の利益に関わる目標を選んでいるように見えるときでも、根底の所では別の精神的価値を同時に選んでいるのではないか。もっと魂が揺さぶられるような精神的価値や崇高なものが入ってこないと、ひとは根源的に動くことはないのではないかという気がする。」(245頁)

経済効率最優先で、経済価値を第一に考える現代社会の中で拝金主義がはびこるのは自然な流れなのでしょうが、お金で買えないものはないと言う人はお金で買える範囲のものしか見えていないのだと思います。

「お金がないことを、そのまま「下流社会」といってしまう下品さに、なぜ世の中の人は気づかないのだろう。」
ビートたけしこと北野武さんの『全思考』(幻冬社)の一文です。とても真っ当な意見で、なんでこういう当たり前のことが当たり前じゃなくなってしまったんだろうと腹立たしくなります。

すみません、長々と書いてしまいました。しかし、金田先生の書いたような真っ当な意見を大人が子どもに伝えなければ、この国に未来はないと思います。

 小林先生コメントありがとうございます。勝手ながら文章を貼らせて頂きました。私の思いつきのようなつたない意見に賛同頂きうれしく思います。こども達を教える大人の一人として、なんとかしなければならない問題が山積みされています。先生のような賛同をいただくことで、また勇気をもって前進できるような気がします。

追伸

 ブログもそうであるが、小林先生の幅広い視野と多面的な思考のアンテナの感度の素晴らしさに、いつも感心すると共に学ぶ姿勢を教えられる。自分の書いたものが、第三者によって読まれることによって、自分の思想なり考えが拡散して熟成していくのを感じるとき、実は書き手を成長させるのは読み手であることに気づくのである。感謝である。

 

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コメント

連絡が遅くなりました。掲載ありがとうございます。
20日に自治会の前年度決算報告でしたので、そちらの方にかかりきりでブログをまったくチェックしておりませんでした。
発信する、声を上げるという行為は大事なことなんだなと金田先生のブログを読むたびに思います。「言霊」ではないですが、言葉とともに思いは伝わると信じます。

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