最近のトラックバック

« 古本屋の哀愁をもう一度 | トップページ | 北の大地 »

2008年3月22日 (土)

『風と虹の教室』オープンディ

 当セミナーには、2歳を過ぎたばかりの可愛い幼児から、大学受験生までさまざまな年齢層のこども達が在籍している。特に『風と虹の教室』に通ってきている2歳~4歳児の、お母さんと一緒のアート手作り教室は、とても可愛らしく、見ていても楽しそうだ。

 大験セミナーの受験指導とは一見何の関係もなさそうなこのコース、でも私としては直接指導はしないものの、心情的には一番力を注ぎたいコースである。

 共働きのご家庭が普通になり、核家族化が進んだ結果、多くのお子さんが保育施設に預けられている。そしてこういった状況は、増え続けることはあっても、減ることはない。経済的理由や、仕事上の都合で致し方ないことなのかもしれない。

 三つ子の魂百までもという至言が示す通り、3歳~4歳までの家庭教育は、子供の将来を決定づける多くの要素を持つものである。小中学校の学級崩壊が現れ始める15年前、私は我が塾の講師の先生方を前にして、将来の教育現場の危機を訴えたが、まさに私の危惧したことが、近年現実となって現れている。

 幼児期の愛情の不足が、こども達の精神的発達を損ねていると、私は何度も言い続けてきた。保育士や幼稚園の先生がたとえ優れていても、決して親の代わりにはなれない。反論もあろうかと思うが、少なくとも3歳まではお母さんがお子さんを見て欲しい。切実な願いである。

 赤ちゃんをただ眠らせておくのと、お母さんが時々眠っている赤ちゃんを見てあげるだけでも、感性や精神性に大きな違いが生じると言われている。愛情は見えないエネルギーとなって子どもに降り注ぐ。

 幼児教育において、お母さん方の育児ストレスを緩和する育児サークルも必要であるし、お母さん方が自分の子どもと一緒に楽しめる、いわば『親子塾』があっても良いのではないか、そんな発想で始まったのが『風と虹の教室』である。

 代表のあきこ女史がいつも私に言うことであるが、こども達の無垢な魂をいかに成長させるかが幼児教育の第一課題であると思う。その手段として、シュタイナーの人智学が遊びや小さな手作りアートの楽しさを作るきっかけとなっている。

 3月26日水曜日、一関文化センター内一関公民館4Fで、『風と虹の教室』のオープンディとして、お母さんとこども達の作品展示会を開催します。親子体験コーナーもございます。気軽にお立ち寄り下さい。詳しくはこのブログにリンクしています「風と虹の教室を」クリックしてください。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ

« 古本屋の哀愁をもう一度 | トップページ | 北の大地 »

風と虹の教室」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 古本屋の哀愁をもう一度 | トップページ | 北の大地 »