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2008年3月30日 (日)

家族の肖像

 息子が生まれて、物心ついた頃から日曜日の夜は、家族で『サザエさん』をずっと見てきた。日曜日の夕ご飯だけは、唯一家族と過ごせる時間だ。

 18年近く見てきたが、殺人や自殺や暴力がいっさいない、安らげるホームドラマ的テレビマンガである。個人的にはカツオくんのキャラが大好きだ。学校のテストはできなくとも、機転が利く生活IQの高さがいい。日本の社会で生き抜いていく大切な要素を彼は持っている。

またお父さんの波平もいい。日本の古き良き時代の頑固さを兼ね備え、そして何よりも人情味があっていい。私など知らず知らず波平のオヤジキャラに影響を受けてきたふしがある。(家族には髪型まで似てきたと日々いじめられているが・・・・)

 父親たる者「バカもーん」と、きれるべき時はきれた方がいい。友達感覚の親子関係より、サザエさん的親子関係の方がなぜか安心する。父親はこわい存在、そしてそれをカバーするのが母親の役割、私はそう思っている。子どもを理解してあげるのと、迎合するのは似て非なるものである。

 塾でも同じである。こわくて優しい先生が、指導上求められる先生である。人間として言ってはいけないことに対しては、私は恐怖の塾教師に変貌する。長年いる塾生は、どこまでふざければ私がきれるかを察しして、友達をあわてて止めたりしている。けなげである。

 人を見下す発言や、悪意のある言動に対しては徹底して叱る。人に不快を与える言葉は、必ず自分に返ってくるものだからだ。

 カツオキャラの子どもが、ずいぶん減ってきた。一方出しゃばらず、おしとやかで内向的なタイプが増えてきた。良くいえばスマート。悪く言えば、利己的jで自己中心的なこども達である。ゆえに他人に干渉もしなければ、関心もあまり示さない。

 サザエさんの家には、パソコンも携帯もない、テレビゲームもない。こども達は元気に公園で遊んでいる。時代設定はいつ頃だろう。1960年代後半だろうか。

 ノスタルジックに昔をなつかしがってもしょうがないけれど、あの時代は日本人が輝いていた。貧しくても、思う存分夢を見ることができた時代だった。あの頃の家族の絆を取り戻せるなら、きっと子どもを取り巻く悲しい事件はなくなって行く。

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