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2008年2月 3日 (日)

音楽讃歌

 音楽は実にいい。教室の自習室で塾生達がやって来るまでのひととき、指導の下準備を終えた私は、いつもジャズをバックにこのブログの下書き原稿を書いている。

 ある時はマイルスだったり、またある時はコルトレーンであったり、その日の天候や気分によって曲はさまざまである。ちなみに先日はアートファーマーのトランペットを聞いていて、若い頃村上春樹の文体をまねて日記をしたためていたことを思いだし、前回のブログに書きとめた。音楽とは不思議なもので、脈絡もなくいろんなことを思い出させてくれる。

 時として、私がいつものごとく自習室でジャズを聴きコーヒーなどを飲んでいると、塾生が思いのほか早い時間にやって来たりする。「喫茶店みたいな音楽がかかっている」などと生徒が言って入ってくる。「先生いつもこんな音楽ばかり聞いているよね」などとも言う。

 実は学生の頃、ジャズ喫茶のおやじに憧れた。日がな一日、自分の好きなジャズを聴きながらコーヒーを入れているその姿に、限りない憧憬の念を抱いた。

 吉祥寺のSOMETIMEや町田のNOISEはよく通ったジャズ喫茶だ。都会の華やいだ空気感が素敵なジャズ喫茶ではあるが、自分のめざす喫茶店ではなかった。裏通りの煉瓦作りのお店なんぞで、髭を生やし哲学的な風貌で、客に迎合しない頑固さで自分の聴かせたい曲をかけ続けている、そんなジャズ喫茶が私の夢だった。

 現在、髭の風貌と頑固さだけは何とか叶えてはいるが、ジャズ好きの塾教師をやっている。故に、コーヒー店やジャズ喫茶をやっている方を見ると、ほんとうに羨ましい。

 私の20年来の知人に、一関でコーヒー豆店を営んでいるご夫婦がいる。一関一高のすぐ近くで【佐惣コーヒー豆店】というお店をやっておられるのだが、むかしの板蔵を改装した古風で、モダンな素敵なお店である。私が行くと、奥様がお店のきりもりをされていて、ご主人の佐藤さんは、店の奥でジャズを聴きながらコーヒー豆の焙煎をされている。

 ジャズを聴きながら焙煎されるコーヒー豆の味もまた格別まろやかで、ジャージーである。我が家の朝は、彼の店のコーヒー豆をミルする音で始まる。またこれもジャージーである。

 店主の佐藤さんと奥様の趣味の良さが、素敵な空間をかもし出しているお店である。お店に入った瞬間のコーヒーの香りが、疲れさえも癒してくれる。

 コーヒー好きの方にはぜひオススメのお店です。ご賞味あれ。

 http://www5a.biglobe.ne.jp/~yukon/omise.htm  【佐惣コーヒー豆店】を紹介しているホームページです。

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コメント

こんばんは、塾生のOです。毎回楽しく読ましてもらってます。これからもがんばってください。ですが、無理はしないでくださいね。

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