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2008年2月 7日 (木)

我々は導火線

 大学を出て初めて勤めた塾の同僚と20年ぶりに逢い、酒を酌み交わした。札幌から仕事で宮古に来たのだが、遠路はるばる私と逢うために一関まで足を運んでくれた。

 20年という歳月が全く感じられない再会だった。彼は現在、コンサルティング会社の代表取締役をやっている。1年365日のうち、100日はコンサルティングの仕事で飛行機を使うとのこと、全く凄まじい。

 私は20年近く、毎日自宅と塾の往復だ。塾教師には出張などない。卓球の試合で年に3,4回近隣の町に出掛けるくらいのものである。

 彼の話すいろんな町の話題や、会社の話はとても興味深く勉強になった。

 我々の年代になると、仕事の量もさることながら、仕事のクオリティーもそれなりに高いものを要求される。生き抜いて行くためには、生半可な知識ではたちうち出来ない。

 英語のことわざに A  little  knowlege   is  dangerous  thing. という箴言がある。生半可な知識でもって物事に首を突っ込むと大変なことになるよという意味だが、日々変化している世の中で、長期的展望を見失いトレンドばかりを追い続け、世の中に迎合していると大変なことになるなと、彼の話を聞いていて感じた。

 居酒屋のカウンターで、塾のニーズとは何だろうかと、実は真剣に考えてみた。志望校に合格させること。確かに最終的にはそこだが、それだけで良いのだろうかと自問してみた。塾の必要性とは何だろう。

 私達の仕事は、こども達が持っている本来の才能を引き出す、導火線の火付け役じゃないだろうかと思っている。激しすぎると爆発するし、ほっとくと湿気ってしまい発火しない。全ての仕事がそうだろうけれど、繊細な気配りが一番大切だと実感する。

 翌日、中尊寺や毛越寺を案内し、おいしいそばを食べ彼とは別れた。お互い年を取る楽しみをようやく覚えてきたのかな~と、そんなことをふと感じる出逢いだった。

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