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2008年2月26日 (火)

続々寺子屋金さん

 22歳で塾業界に足を踏み入れ、25年を迎えた。 今まで個別にかかわってきた子供達はいったい何人ぐらいになるだろう、800人ぐらいだろう、もっとだろうか、わからないが・・・・。

 今更言うまでもないが、人生は山あり谷ありである。 25年間の間には、友人が亡くなったり、親との別れがあったり、最愛なる人との多くの別れがあった、そんな悲しい時期でも、毎年受験があり、教科指導をやらねばならない。

 我々の仕事は毎年の事でも、子供達にとっては、たった1回の大切な受験なのである。

 仕事中に親しい人の亡くなった電話を受け取り、夜、子供達が帰った後、悲しくて、悲しくて、一人泣いた夜もある。

 塾に居るとき、息子の誕生の電話を聞いて、何度も何度も飛び跳ねて、うれしくて、うれしくて一人喜んだこともある。

 寺子屋金さんは、幸せじゃなければいけない。
なぜなら、幸せな人しか人を幸せに出来ないと思うからだ。

 いかにしたら自分のテンションを高められるのか、おいおい50年近くも生きてくると、そのすべはなんとなく体得してきたつもりである。   あくまでもつもりなので、うまくいかない時もある。

 旅行に出かけたり、飲みにでかけたりとかの物理的時間をなかなか取れないのが塾教師である。 寺子屋金さんにとっては、ブルースをがなりたてたり、好きなジャズを聴いたり、卓球をやったり、それが目一杯幸福感を得るための策略である。  

 県立高校の入試まで2週間である。 いつもドラマはハッピーエンドが私は好きだ。

その為には映画やテレビドラマのように、怖い場面だからといって目を閉じ顔を覆っているわけにはいかない。 我々が救わなければ、ハッピーエンドは来ないのだ。

 それが寺子屋の仕事である。今日も寺子屋金さんは幸せである。家族に支えられ、塾生達に支えられ、友人に支えられている。だから頑張れる!

 

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