最近のトラックバック

« 君は親を選んで生まれて来ている | トップページ | あこがれのギブソンギター »

2008年2月13日 (水)

その他の大学の方

 『入試前夜』のブログを書いた後、大学時代の就職活動のことを思い出した。学生時代からの私の友人で山ちゃんがいる。音楽仲間であり、飲み友達であり、ぶっちゃけ悪友である。彼は現在某学校のまじめな先生をしている。したがって差し障りがあるので、過去の悪行はふれないでおこう(・・笑い)。

 その彼と会社訪問をした時の話である。当時会社訪問には解禁日というのがあり、それは4年時の10月だった。卒論やら就職活動やら、多忙な日々がいっきに押し寄せてくる。

 我々が訪れたのは、音楽事業で有名なY社の本社だった。当時売り出し中の看板シンガー、長渕剛さんとロビーですれ違い、お互いに会釈を交わしたのを覚えている。

 会社説明会会場の入り口に机が置いてあり、訪問者名を書く用紙が5枚設置してあった。1枚目には東京大学の方、2枚目には一橋大学の方、3枚目には慶応大学の方、4枚目には上智大学の方、そして5枚目にはその他の大学の方と記されてあった。

 おわかり頂いたと思うが、つまり東大、一橋、慶応、上智以外の学生は採りませんよという、学閥宣言なのである。現在一流企業がこれをやったらバッシングの嵐だろうけれど、当時は学歴重視、学閥採用が当たり前の時代だった。

 山ちゃんも私も大学は違っていたが、それぞれその他の大学の方であった。「音楽をクリエートするのに大学名は関係ネーだろう」と二人捨てぜりふを残し、即刻Y社を後にしたのは言うまでもない。

 我々はY社の駐車場で、私や山ちゃんがギターを始めるきっかけを作ってくれたビックアーチストに遭遇した。我が郷土が誇るスーパースターN・S・Pである。さりげなく彼らはキャッチボールにこうじていた。先ほどの屈辱感もいっきに忘れ去り、思いっきり手など振り、はしゃいでいた山ちゃんと私であった。

 Y社はその後レコード産業に置いて衰退の道をたどることになる。後続の音楽事務所にニーズを奪われていくのであるが、当たり前と言えば当たり前の結果だったような気がする。

 現在では一部の企業に置いて、試験用紙や面接カードに大学名をあえて記入させずに、社員を選択する会社も増えていると聞く。今思うに、それでもやっぱり私や山ちゃんは受からなかったかも・・・・・。

追伸

NSPの天野 滋さんが3年前残念ながらこの世を去りました。彼は『夕暮れ時はさびしそう』『さようなら』等の素晴らしい名曲を世に送り出しました。当時、井上陽水、吉田拓郎らに並び称されるメロディーメーカーでした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

« 君は親を選んで生まれて来ている | トップページ | あこがれのギブソンギター »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 君は親を選んで生まれて来ている | トップページ | あこがれのギブソンギター »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ