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2008年2月28日 (木)

生徒募集のお家事情

 数年前のことである。リーダー格の元気な中学生の女子生徒に、○○ちゃん、もし学校で塾に行っていないお友達がいたら誘ってねと、話をふると「先生、私も楽しくていい塾だから友達紹介したいの、でもね、お母さんがだめっだて言うんだ。この塾いい塾だって紹介すると、安いし、個別だし、いっぱい集まってきて、今までのように指導されなくなるよって。」

 私は友達を紹介してくれた生徒にはこう言っている、「他の塾がやっているように、図書券や金券等をあげられないけど、生徒を紹介してくれた君には、今までもそうだけど、今まで以上に心を込めて指導するよ。」

 するとちょっとにやけて、「なんだお金やものじゃないのか」とガッカリしたそぶりを見せるのだが、本心はうれしそうである。

 お金やもので塾生を営業の担い手にすることだけは、私は絶対したくない。それくらいの最低のプライドは塾教師として持っているつもりだ。

 今年も受験指導が終わる。中3生が3月11日に県立高校の入試を終えると、また来期の生徒募集が始まり、4月から5月にかけて新しい塾生が入って来る。市内の塾では、小学校や中学校の校門でチラシ配りが始まったようだ。昨日塾生が教えてくれた。

 「先生、うちの塾はしないの」この時期になると、私の塾の経営まで心配してくれる生徒がいて、聞いてくる。

 私の基本姿勢として、とにかく最後の県立高校の入試が終わるまで、生徒募集の外での営業を、私を含め先生方ではやらない。今いる受験生の、指導の集中が必要だと思っている。

 長年塾経営をやってきて感じることだが、いくら宣伝費と手間をかけても、入ってこない生徒は入ってこないし、入ってくる生徒は入ってくるものだ。今時のお父さんやお母さん方は、パソコンで塾捜しをする。指導方針や月謝、口コミ等の掲示板など検索に余念はない。

 私は受験で塾生を合格させることが我々の一番の営業だと考える。

 次回は、チラシにまつわる我が塾のお家事情を書いてみたい。 (つづく)

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