女性の感性
塾を始めた若い頃、よく○○塾連合会経営セミナーとか、○○塾協会「時代を生き抜く△△セミナー」等々のダイレクトメールが舞い込んできた。生徒もおらず暇だったものだから、幾つか出掛けていって拝聴した。
ほとんどの講演会は、どこかの有名塾の先生をお呼びし、「いかに我が塾は成功したか」みたいな話の内容だった。正直言って、新幹線代がもったいなかったなーと思う講演会が多かったような気がする。
しかし時として、現在の私に役立っている話もある。大阪の塾経営者の講演会だった記憶があるが、「困った時は奥さんに聞いてみて下さい、女性の感は素晴らしい」みたいなフレーズを述べられていて、心の片隅に残る言葉だった。
その影響があったのかも知れないが、選択に迷いが出たときは家内に意見を求めることにしている。身近ではこのブログだ。
我がセミナーでは、便宜上我が家内が社長で、私が校長という役職になっている。従って講師の先生も家内を社長と呼ぶのだが、塾生達の反応がおもしろい。
実力テストなどの試験監督をたまに家内に頼むのだが、生徒達は私の時よりやけに静からしい。あとで子ども達に聞いてみると「昨日のテスト、社長が試験監督に来たよ」などと言っている。校長より社長の方がこわいと思っているらしい。
ちょっと脱線した。話を元に戻そう。
私はこのブログを公開する前に、ほぼ必ず家内に検閲をしてもらう。(・・・笑い)すると、生徒の母親としての意見を聞くことができる。「私が生徒のお母さんだったらここの文章やだな」みたいな意見がズバッとくる。「なるほど~」と私は手直しする。
女性の感性は大切だな~と実感する。
また塾のチラシの時もそうだ。私が「A社に頼みたいけどどうだろう」すると「あそこはダメ、デスクが汚すぎる、運気がない」とまたズバッとくる。
これまでやって来れたのも、家内あっての功績だと・・・・思う。今日はこのブログ一発で検閲をパスするだろうか・・・・・(笑い)
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