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2007年11月

2007年11月30日 (金)

20年のギャプ

 大学を出たばかりのぺーぺーの塾教師だった私が、東京の学習塾で中3の受験学年を担当していた頃の話です。

 もう25年も前の事ですが、ちょうど今頃の季節だったでしょうか。都内の私立高校の先生方が菓子折持参で、中3担当の我々塾教師に挨拶に来るんですね。私立受験の進路指導の際には我が校をよろしく、という主旨の訪問だったと思います。

 地方出身の私にしてみれば信じられない光景でしたね。頂いた名刺を見ると、いずれも誰でもが知っている有名私立高校です。30代の中堅の先生が、私などの若造に深々と頭をさげて頂き、ほんとうに恐縮という感じでした。

 その2年後、私は岩手に戻り塾勤務をしておりました。とある公民館に、中学生の冬期講習をやりたいので2週間ほど空いている会議室を貸して頂けないかと、頼みに行きました。そこの館長さんは、女性の方で小学校の校長先生をなさっていた方でしたが、そろばん塾や書道なら貸せるけど、学習塾には貸せませんとむげに断られました。

 それだけならまだしも、「だいだい塾が教育をめちゃくちゃにしているのよね」という捨てぜりふのプレゼントまで頂きました。これが田舎の塾に対する認識かと、いろいろ考えさせられる出来事でしたね。ちなみに当時東京の世田谷では、地元の塾の代表が校長先生の招きで、小学校の入学式や卒業式に来賓として出席しておりました。

 あの時から20年以上の時が経ち、一関の塾にも宮城県や岩手県の私立高校の先生方が、パンフレットやポスターを抱え生徒募集のお願いにいらっしゃるようになりました。なかには塾の代表者を招き、懇親会を催す高校さえあります。東京に遅れること、20年以上の歳月を経て、ようやく田舎の塾の存在価値が認められてきたのかと、素直に喜んでおります。

 むかしあの公民館館長さんからいわれた言葉がとてもとても悔しくて、なんとか塾教育の価値を知ってもらいたいと奮闘してきた事が、ようやく花開いてきたのかなと思います。田舎での塾の価値が高まってきたのも、私塾を営まれている多くの先生方が、教育に対する情熱と努力で、学校教育で補えない多くの部分をサポートし続けてきたたまものだと思います。

 読み聞かせや歌をうたいに小学校におじゃまする際に、心から各校長先生には歓迎を受けております。ありがたいことです。いつも思うことですが、こども達のはつらつとした元気な笑顔を見ると、日本の将来はこの子達に任せられるなと思います。

 明日からいよいよ師走です。先生方が走り回る忙しさがやってきます。さてと・・・・・

2007年11月28日 (水)

幸福の王子

 オスカーワイルドの「幸福の王子」を数年ぶりに読みました。風と虹の教室に来ているこども達のために、幼児向きの絵本や童話を自習室に置いていますが、結構中学生や高校生が懐かしがって読んでいます。そして私もたまに絵本を手に取ってみるのですが、むかしから読まれ続けられてきた童話には、素晴らしい作家の洞察と哲学が盛り込まれており、読むたびに新たな感動を覚えるものです。

 産業革命の嵐が吹きまくっていた頃のイギリスにおいて、貧富の差は激しいものがありました。戦後の日本のように、みんなが貧しいときは、苦しみや悲しみも痛み分け出来るのですが、一方が富んでくるとそうはいかないのが人間です。

 幸福の王子の作家ワイルドは、1800年代中頃イギリスのダブリンで生まれました。父親は開業医で、上流階級のこどもとしてなに不自由なく育てられました。そんな彼が耽美主義の劇作家とし名を馳せていくのですが、後に彼が同性愛者であることが知られ失墜します。その頃に書かれたのがこの幸福の王子です。

 小さい頃初めてこの本を読んだときは、ツバメのけなげな働きに感動し、寒さで死んでいくツバメがかわいそうで仕方がありませんでした。こどもの頃、夏の終わりに空を飛んでいるツバメを見ると、はやく南の国に帰ってねと願ったものです。

 こどもの頃の感性の多感な時は、本の影響はすさまじいものがあります。かくいう私も、幸福の王子の作品の呪縛にあってしまい、贅沢品は敵だという習癖がトラウマのごとく身につき、未だに新車の車は買えないですし、家の周りに豪華な土塀などを見てしまうと、このお金でどれだけの人が世界中で救われるだろうなんて考えてしまいます。ほとんど病気ですね(笑い・・・・・・)。

 立派な家や自動車は、やがて朽ち果てます。お金だって、戦争や国家体制が変わってしまえば当てになりません。知性や教養や、芸術的感性はお金のように離れていくことはなく、生涯にわたり個人を支え、生かされていきます。学びとはとても神聖な人間の営みなんだと思います。

 今いろいろと、進路のことで悩んでいる受験生も多いことでしょう。働くことももちろん大切です。でも勉強するチャンスがあるなら先の学校に進むこともまた必ず人生にプラスになります。努力して下さい。きっと幸福の王子に頼まれたツバメが、そっと勇気いう宝石を運んできますよ。

 

2007年11月24日 (土)

牛込第一中学校参上

 新宿区立牛込第一中学校の60周年記念に、金沢小学校の父ちゃんの会で行ってまいりました。期末テストの前にもかかわらず、塾を休みとさせて頂きました。明日25日は休み返上でバリバリ頑張りますので、ご了承のほどを・・・・・。

 また市ヶ谷小学校おやじの会の皆さんには、ご多忙のところ素晴らしいもてなしをしていただき、この場をかりて御礼申し上げます。都会の教育事情や保護者の皆さんの貴重なお話を拝聴でき、とても有意義な二日間でした。

 11月の大雪で、東北道が事故で通行止めという緊急事態の中、どうにか1000キロの車での長旅を無事終える事が出来、ほっとしております。昨夜の都会の摩天楼の夜景が、今は雪の積もった田んぼを照らす月明かりを窓に見て、キーボードを打ち込んでいるこのギャップが、なんとなくいいな~なんて思っているところです。

 最近東京に行って実感することですが、人が多いです(笑い・・・)。一関市は今回の合併で、ほぼ東京都の広さになりました。しかし人口は12万人。東京の100分の1です。牛の数や、キツネや狸の数を入れてもぜんぜん及びません。

 東京を離れて、私も家内も20年以上が過ぎました。もう一人では、地下鉄を利用することさえあやしくなりました。それと都会の人達の歩く速さについていけません。間違いなく私の3倍の早さで歩いています。まさしく浦島太郎の感覚ですね。

 このブログも、東京の方がだいぶアクセスしてきて下さいます。なかには何人かの塾の卒業生もいるんじゃないかと思います。私がこれ以上浦島太郎にならないように、都会の情報をお寄せ下さい。お願いします。

2007年11月22日 (木)

冬期講習会

 Pb190084   [中3生 冬期勉強会のお知らせ]

12月/24, 25, 26, 27, 28, 29 1月/ 4, 7, 8, 9 日 (10日間)

        定員 各コース12名

午前コース  9:00~12:00 (23,000yen)

午後コース 13:00~16:00 (23,000yen)

                          *両コースの場合、42,000yen

上記の日程で2007年度大験セミナー冬期講習会を開催します。自立学習型の個別指導です。
教科は五教科指導になります。
岩手県公立入試の過去問を詳細に検討した、問題集を使用。県立一関第一高等学校、第二高等学校、一関高専を志望される皆さんが例年受講しています。

受験勉強の敵は、偏差値や倍率やライバルの同級生ではなく、弱虫という自分の心です。勉強は覚えるものではなく、もともとある自分の能力を引き出す作業です。従って自分を信じきれない受験生が失敗するのです。目標が本気なら、体の全ての細胞があなたを支えてくれます。もちろん家族も先生も、ひょとしたらあなたのご先祖様までもが、完全なバックアップ体制になり、道が開けて行くと思います。

《お問い合わせ申し込みは下記までお願いします》

大験セミナー  電話(0191)23-0824

         メール daiken@flute.ocn.ne.jp

2007年11月21日 (水)

最高裁判所さらなる幻想

 中3の社会は、三権分立を終え、経済と流通のしくみに入りました。ところで三権分立といえば司法権の最高峰は最高裁判所でありますが、我がセミナーにはその最高裁判所で使用されていた机と椅子が二脚あり、昭和42年の払い下げ備品ながらも、まだ現役で塾生らに使われております。

 法廷で使われたものではなく、形状から察すると最高裁判所の中の事務用として用いられていたものだと思います。机の裏には重々しく最高裁判所備品の刻印が押されております。

 当時ライバル塾(私が勝手に思っていただけですが)の某先生が、教室の机を自分で作り上げ、それも素晴らしいできばえで塾生に大好評だという話を耳にした私は、「うん・・うちの塾にも何か自慢できる机が・・・」などと、こそくな私は考えたのであります。

 そこで努力して作ろうとしないところが、私のまあ言ってみれば優柔不断なところでして、愛車の軽トラックにまたがり、机捜しの旅にでたのでありました。

 家具屋さんに行ってみると、西洋風の素敵な机がいっぱいありますが、目の玉が飛び出す値段でして、とてもとても・・・・。作戦変更で、県南地区のリサイクルショップを暇を見つけては放浪しておりました。

 国道4号線を北上することしばし、旧水沢市の国道沿いの古ぼけた店の片隅に、この机が私を待っていたのでありました。

 「なんで最高裁の机と椅子がここにあるの!」塾生の驚きの声を耳にしたとき、ひとりにんまりとし、はたしてこの机の上でどんな歴史上の裁判資料が置かれ、処理されていったのだろうかといつもの幻想に浸るのでありました。

追伸  

 例の某ライバル塾の塾長先生は、今は山の中に素敵な喫茶店を作られ、ご自分で作製した素敵なテーブルでもてなしております。私と家内もちょくちょくおじゃまし、その手作りのテーブルでおいしいコーヒーをごちそうになっております。風聞園というお店です。みなさんもいかがですか。

2007年11月18日 (日)

校長先生になったの?

 「先生いつから校長先生になったんですか?」

 市内のコンビニで塾の卒業生に会いました。私のブログを見たと言って笑っていました。

 3年前に肩書きを校長に変えました。それだけのことですが周りの状況はけっこう変わるものです。

 私どもの塾には、高校を中退して高等学校卒業程度認定試験(かつては大検と言っていました)を取得し、次なるステップをめざす塾生が毎年います。3年前の事ですが、塾生がとある専門学校に願書を出す際に、通っている予備校なり学校の代表者の推薦文が欲しいとのことで、私が推薦文を書き、その生徒に渡しました。

 後日、彼の願書が返却されてきました。理由を聞きますと、通っている学校の校長先生の推薦文が必要だとのことでした。彼は県立高校を中退していましたが、今更頼みにも行きづらいと、頭を抱えてしまいました。

 私は彼に「まあとにかく時間もないことだし、大験セミナー校長という肩書きでもう一度書き直してみるよ」「もしだめだったら、またその時何とかしよう」推薦文を再度渡しました。 

 結果は見事合格でした。ちょうど名刺もなくなりかけていましたし、ちょっと気合いの入る講演も控えていたものですから、この際塾長から校長に変えてしまおうとなったわけです。

 先生の人数も、在籍する塾生の人数も変わりはなく、ただ私の肩書きだけが変わったわけです。

 仕事中に、先物取引の怪しい会社や様々な業者さんから「社長さんはいらっしゃいますか」と電話があります。「社長はいません」と私。するとそれを聞いている塾生は、「先生は社長じゃなくて校長先生だもんね」と私の顔をみて笑っています。ちょっと便利な校長です。

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2007年11月17日 (土)

テレビを消してみませんか

 突然ですが、私の人生に置いてテレビ空白の時代というのがあります。高校1年の時から23歳頃までの8年間です。時代的にわかりやすく言いますと、ピンクレディがデビューしてからおニャン子クラブが解散するまでの期間といえば、分かりやすいでしょうか。

 ありふれた日常からの逃避といえばかっこよく聞こえますが、急にテレビの醸し出す押しつけがましさが嫌になったんですね。

 ギターを弾いているか、本を読みながら音楽を聴いているか、音楽を聴きながら本を読んでいるか(同じですか・・・)そんな日々でした。

 バイトがオフで大学の授業がない日は、よく下北沢のノイズや吉祥寺のピアノハウスに行って、本を片手に日ながジャズを聴いていました。きっと誰かのリクエストだったのでしょう、ジャズの合間に当時ヒットしていたキャロルキングのタペストリーがよくかかっていたのを覚えています。

 あの頃聞いたジャズの音は、今でもそっと耳を澄ますと、懐かしいコーヒーの香りと共に響いてくるような気がします。

 ラジオもよく聞きましたね。オールナイトにっぽんのあの深夜の時間帯は、頭が冴えわたり、ラジオを聞きながら様々な妄想に浸っていました(笑い・・・・)。

 よくテレビで懐かしの場面集なんていうのをやりますが、あまり懐かしくないんですね。おニャン子クラブも、まさかあんな過激な歌詞をあんな若い子たちが、テレビで、それもあんな大勢で歌っていたなんて今思うと凄いですね。

 笑い話のようですが、むかし東京の塾に勤めていたときに、夏期講習のバイトの先生を決める採用面談を、校長に頼まれてやったんです。その時の学生が、金八先生が教育者としての私の理想です、なんて言うもんですから、あなたの恩師か何かですかと聞きましたら、は~とか言われたりして、知らないのも怖いですね。

 今になって思うことですが、あの頃テレビから離れて本当に良かったと思います(おニャン子クラブを見られなかったのは残念ですが・・・笑い・・・)。本がいっぱい読めましたし、すてきな音楽もいっぱい聴きました。そしてよく風景をながめていましたね。

 今の高校生は携帯メールの中毒になって、学校の帰りは携帯を手に持ち、うつむきながら帰っていきます。秋の色づく山々も、秋の空の風景も目に入っていないんじゃないかと思います。失礼ですが、なんか日本の高校生がみんな鬱病になったんじゃないかと心配してしまう姿勢ですね。

 私は携帯を持ちませんので詳しくはわかりませんが、テレビを見たり、インターネットをしたり、ゲームをやったりと、今の携帯はかなりマルチに使えるらしいのですが、若者達は本など読んでいるのだろうかと、心配になってきます。

 若い頃に育つクリエイティブな感性が、どうでもいいような垂れ流しのテレビ番組や、どうでもいいようなメールの渦に巻き込まれ、鈍感になってしまっていないでしょうか。

 身近な政治にも世界のありようにも興味を持たず、ピコピコとゲームをやり、ありもしないバーチャルな世界に快楽を求める若者を見ていると、悲しいですね。

 平日のゲームセンターに行ってみると、うつろな目をした青年がゲーム機を前にして、喜ぶでもなく、悔しがるでもなく、無表情な顔をしてレバーを動かし続けています。その光景は、目をきょとんとして、お笑いのバラエティ番組を毎日見続けているこども達の姿とリンクしてしまい、寒気を覚えてしまいます。

皆さんそろそろテレビのコンセントを抜いてみませんか、こどもの感性のために。

 

2007年11月15日 (木)

一関一高附属中学校入試に向けて   その1

 県立一関中学校(仮称)の新設が本決まりとなり、具体的な入試案が提出されてきました。先月一関一高を会場として開催された中高一貫教育検討委員会の会議を傍聴してまいりましたが、まだまだ考慮しなければならない事案も多くあるようです。

 現在の県立一関一高の定員は1学年240名ですが、うち80名を中学入試で選抜し、男子40名、女子40名を受け入れます。現在小学校5年生の皆さんが一関一高附属中学校第一期生となります。

 保護者の皆さんが一番気になる選抜方法ですが、作文と面接そして基礎学力を試す筆記試験が最終的に実施される見込みです。

 当セミナーには新設の決定を期に、受験出版社より様々なサンプルテキストや資料が送られてきています。また保護者の皆様からの問い合わせも始まりました。小学生の入塾率も、例年より増えております。

 いよいよ一関でも中学校受験がやって来るのかという緊張感と、不安感が正直あります。今まで以上に繊細な心のケアーがこども達にとって必要になることは言うまでもなく、当セミナーとしても、精神面や心のケアーを重視した受験プロジェクトを立ち上げていきたいと考えております。

 一関一高附属中学校新設に対しては、ブログや保護者の皆様との話し合いの中で私なりの意見なり警鐘を発してきましたが、いくら理想的教育理念を熱く語ったにしろ、塾の仕事は子供を合格させてなんぼの商売ではないのかと言われれば、確かにその通りだと思います。塾経営から考えれば中学入試という新しいニーズが増え、生徒の通塾率が増すことは確実です。しかしこども達の負担が増えることも確実です。

 私が思うに、小学生の子供が一生懸命勉強をするのは、自分のためと言うよりはむしろ、親の期待に報いようとしてがんばっているように思います。こどもが一生懸命勉強するのは実は親の喜ぶ顔が見たいからではないでしょうか。

 現在当セミナーでは中学3年生、高校3年生が入試に向け、ラストスパートをかけてきました。精神的にも体力的にも、いっぱいいっぱいの生徒がそれでも合格に向けがんばる姿は、時には痛々しくもあり、指導している私でさえも目頭が熱くなるときがあります。

 進学塾という看板を掲げている以上、 私どもは受験指導のプロです。一度お子さんをお預かりしたからには目標達成のため、厳しい指導もあろうかと思います。保護者の皆様におかれましては、お子さんとよく話し合われた上で決断して下さい。中学受験を希望する小学生を当セミナーで受け入れる場合は、原則として本人とお父さん、お母さん等の同時面談を行いたいと思います。

 だいぶ寒くなってまいりました。受験勉強にいそしんでいる皆さん、風邪にはくれぐれも用心し目標を失わずがんばってください。

2007年11月11日 (日)

縄文の復活

 11月だというのに、先日我が家の庭先にある池の中をまだカエルが泳いでいました。岩手の11月といえば子供の頃は、朝は雪のような霜が降り、北風に混じって白い雪がちらほらと舞う季節でした。

 11月の一関の街をまだ半そで姿で歩いている若者を見ると、地球の温暖化は凄い勢いで進んでいるんだなと実感します。塾の教室も生徒達の熱気のせいばかりではなく、気候の異変の為でしょうか、窓を開けて指導する日が11月に入ってもありました。

 原油の高騰が続き、灯油などは6年前の2倍の価格になってしまいました。暖冬であれば、灯油もそんなに消費せずにすむのでしょうが、自然の生態系を考えると複雑な心境です。そう言えば今年、我が家のお風呂場でゴキブリを見ました。私も半世紀近く生きてまいりましたが、自分の家でゴキブリを見るのは生まれてこのかた初めての経験です。今年の暖冬で、どこかからか紛れ込んできたゴキブリが越冬に成功したのでしょう。

 縄文時代前期、この内陸の一関地方もかなりの部分が海だったようです。花泉町の油島には貝塚の遺跡がありますし、黄海(きのみ)や日形(干潟ひかた)などの海の名残を思わせる地名が多く残っています。このまま温暖化が進み南極の氷塊が溶け出すと、海岸線にある世界の主要都市が海に水没することになります。そうすれば、温暖な気候だった頃の縄文時代の海岸線が復活するのかもしれません。

 私達人間は、自分たち人類の都合ばかりを考えて心配をしますが、生命体である地球はひょっとすると、あまりにも汚れてしまったこの自分の体である陸地を、海水という清めの塩で浄化しようとしているのかもしれません。そのためにわざと我々地球人を利用し、体面温度を上げさせているとしたらどうでしょう。

 人間は自分の体の中にウイルスが侵入すると、体温を上げウイルスを撃退しようとします。風邪をひくと熱が出るのはそのためですが、この急激な文明の発展と人間のモラルの低下が、地球のウイルスになってしまったのではないかと、池の中のカエルを見ながら想像を豊かにしてしまう私でした。

2007年11月 8日 (木)

ギターおじさん登場

 一関市は音楽がとても熱い街です。音楽の素晴らしい指導者の先生に恵まれ、中学校や高校の合唱部はとてもレベルが高く、桜町中学校や花泉中学校は合唱コンクールで東北大会の常連校ですし、高校部門では一関一高、一関二高の音部のハーモニーは、いつも我々一関市民に音楽の感動を与えてくれています。

 大験セミナーのすぐ近くには、かの有名なジャズ喫茶ベィシーがあります。全国からジャズファンが来店し、驚愕のパワフルで繊細なジャズを堪能しています。

 またフォークソングのオールドファンならば誰でも知っている一関高専出身のグループNSPなども、一関にゆかりのあるビッグアーチストです。

 そんな音楽の街で青春時代を過ごしたこの私も、中一の時にフォークギターを手にし、気づいた時には音楽にどっぷりはまり、大学時代ブルースやフォークソングを作り学園祭や、ライブ活動に精を出す毎日でした。

 1998年には大験セミナーの塾生の皆さんやご父兄らの応援もあり、弾き語りライブコンサートを一関で図々しくもとりおこないました。

 2002年にはFM岩手、秋田、青森で私のオリジナル曲の2曲がオンエアーされるという大事件まで起こり、くすぶっていた音楽魂に火が点火してしまい、今では年に何回か小学校を訪問し、調子に乗ってミニライブをしております。

 今まで、「おはなしポケット」の読み聞かせサークルや「風と虹の教室」等でギターを抱えおじゃまさせて頂いた小学校は、一関市立金沢小学校、花泉小学校、日形小学校、山谷小学校、中里小学校、弥栄小学校、藤沢町立大籠小学校、大船渡市立綾里小学校等、よくもまあ図々しくも歌ってきました。私のつたないオリジナル曲を聴いて頂いた皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 ちなみに、今年の予定として、12月12日は日形小学校、14日は金沢小学校にて「おはなしポッケト」のサークルで参加し、恒例のサンタライブをやってきます。Photo Photo_2 Photo_3

 市内のスーパーなどで買い物していますと、小学生に「あっ!あのギターのおじさんだ!」と指を差される事がたびたび。
 そばにいるお母さんは「失礼ですよ、何指さしてるの。知らないおじさんに」てな感じです。     まあ、確かにひげずらのあやしい中年おじさんなので、お母さんも用心深げではあります・・・

2007年11月 4日 (日)

受験生諸君へ!

 何で僕は勉強ができないんだろうと考えているなら、その考えは、即座にあなたの心の中から引っぱり出し捨て去ることです。その気持ちが、あなたを成績不振におとしめているのです。

 あなたは勉強が出来ないのではなく、勉強をしないだけなのです。だからやりましょう。

 頭の善し悪しは本来存在しません。学ぶというのエネルギーに問題があるのです。

 人類は地球に誕生して以来、ここ数万年ですばらしい頭脳を手に入れました。言語能力、行動力、思考力、そして人を愛する力、すべてを兼ね備えて君たちは生まれてきたのです。完璧です。

その完璧さを削り取っているのは、あなた自身なのです。あなたのすばらしい能力が、あなたに信頼されなくてがっかりしていますよ。その顔、その声、その頭脳、その個性はあなただけが持っている60億分の1の奇跡です。

 そしてそのすばらしいあなた自身の個体は、地球上に今回一回きりしか存在できないのです。もし仮に生まれ変わりという輪廻転生があるにしてもです。

 自分を否定するいかなる言葉も、あなたにダメージを与えてしまいます。グチを言う暇があったなら漢字の1つ、単語の一個でも覚えましょう。

 あなたをこれまで支えてきた多くのものに感謝しましょう。あなたが食べてきた野菜や果物、そしてお米やお肉、すべてがあなたのために命を提供してきたのです。あなたが使っている勉強机にしてもそうです。

 そんな尊い命の犠牲の上に、あなたは生かされてきたのです。そんな君が完璧じゃないはずがないじゃないですか。

 There is a will, there is a way! すべての人達に、進むべき道は用意されています。あとは進むだけじゃないかな。

2007年11月 3日 (土)

ちょっと大験セミナーの宣伝です

 自分の塾を宣伝するのもおこがましいのですが、ちょっと宣伝させて下さい。
最近は岩手県内もさまざまな形態の塾が増えました。大別しますと、東京や大阪に本社をもつフランチャイズ型の塾と、個人経営の塾ですね。そして、一斉授業か個別指導かという分け方になると思います。保護者の皆様に塾を選ぶポイントを伺いますとー

① 曜日や指導時間を自由に選べる。  ②教科も自由に選べる。  ③個別に見てもらえる。  ④指導料が安い。  ⑤合格させてくれる塾。・・・・なんだそうです。経営者の立場にしてみれば、ちょっとクラクラしてきますが、というより倒れてしまいそうですが、このニーズに限りなく近づけなくては、 大験セミナー の名がすたるというものです。

月謝が安いので、東京から転勤で一関に来られた保護者の方は、「一回の指導料ですか?」と、よく聞き返してこられます。「いえ、一ヶ月の指導料です」と言うと、ちょっと疑り深い顔をなさいますが、真実です。決して高額の教材を売りつける事はしていません。

先日、入会希望の保護者の方に尋ねられました。「どうしてこんなにお安いんですか? 失礼ですが、教室もきれいですし、先生も雇われていてこの金額でよろしいんですか?」 するどい質問・・・・   「私どもの塾は宣伝費をほぼ0円に抑えています。保護者の皆様の口コミと紹介によってなんとかがんばっています!」そうなんです、塾を卒業していかれる塾生の保護者の方に、1人でも多くの生徒を紹介していただければ、なんとかこの指導料金を維持でき、保護者の皆さんの経済的負担を緩和して行けるのではないかと思います。その為には、もちろん塾生の皆さんが満足し、納得できるよう指導していかなければなりませんし、皆さんの夢を叶える塾でなければと思っておるしだいです。

ということで・・・11月になりました。今年も日曜日を開講してくださいという声が聞こえてきました。わたくし校長金田渉冶が、がんばります。希望者はご連絡ください。

 今日のブログは塾宣伝で終わってしまいました。あしからず。

2007年11月 2日 (金)

万事塞翁が馬

 中学生や高校生に教えていて、私が一番たとえ話として取り上げるのがこの中国のお話です。ことあるごとに、この話を様々にアレンジしてこども達に伝えてきました。

 人生に置いて、決して止まない雨はなく、ずっと快晴が続くこともないように、幸不幸は常に相容れ変わり、やってきます。万事塞翁が馬は、このような人生の対処法を我々現代人にすばらしい比喩で伝えてくれているように思います。

 万事塞翁が馬の出典を知らない中学生高校生がいましたならば、ぜひ調べて詳しく読んでみて下さい。

 私はこの至言に、人生の中で何度も助けられてきました。家族が病気になったとき、自分の善意が人を傷つけてしまったとき、自分がくじけそうになったとき、なんとか超ネガティブな世界を、ちょっとやっかいな状況ぐらいに換えてしまうすべを、自分なりにこの至言のおかげで作り得てきました。

 万事塞翁が馬の哲学を私なりに咀嚼して言い換えれば、「人生に置いて、誰にでもチャンスは平等にやって来る。ただ不幸な人はそれに気づかないだけだ」と。

 高校入試や大学入試もそうじゃないでしょうか。教え子の中にも、滑り止めの大学に入ったが故に、成績が認められ、学費免除の特待生になり、就職も学長推薦でこの就職難の時代,すばらしい会社に入れて、大活躍をしている女性がいます。もし仮に彼女が第一志望の大学に入っていたならば、今の状況を勝ち得ていたでしょうか。まさに人間万事塞翁が馬です。  Photo_2

 不幸や不運などは、感情が伴うだけで実体はありません。100万円の貯金があって、あ~もう100万円しかないよ~と嘆くのか、おっっっぅうううう100万円もあるぞと安心して日々を送るのかは、まったく個人の価値観の相違です。

 不幸な人は、本当は何も問題のないことに余計なエネルギーを使い、疲労してしまっているのではないでしょうか。

 塞翁じいさんも言っています。失敗は学び、そして成功への力と糧であると・・・・・・・・・・やっぱり、これも私のアレンジですが・・・。 

 

 

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