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2007年9月 4日 (火)

風と虹の教室

Pa310066 3年前に、大験セミナーは「風と虹の教室」を開講しました。幼児から小学校低学年を対象に、水彩画や造形、自然観察を通じての情操教育を実践しています。

教室の前には、風と虹の教室のかわいいすてきなサインボードが置かれています。東山町の戸田さちえさんに描いていただいたものです。戸田さんの絵には、いつも風の音を聞いているような純朴で無垢なかわいらしいこども達が描かれています。戸田さんの絵を見ると、なつかしい子ども時代の原風景に出会ったような感動を覚えます。毎年すてきなカレンダーをいただき、教室に飾らさせていただいていますが、本当に愛のこもったカレンダーです。

こども達に教えていていつも感じることですが、こども達というのは本当にさまざまな知覚パターンを持っています。教育指導書に書いてある、典型的な指導法がずばりはまるお子さんもいれば、シュタイナー学のような古典的情操教育が、すばらしい成果をもたらすお子さんもいます。

管理される状態をいやがる子。逆にあまり自由すぎる感覚だと、ゆるんでしまう子ども。我々指導するサイドの舵取りというのはほんとうにたいへんなのですが、常に揺らぎ無い一本の軸がしっかりしていればだいじょうぶだと思います。その軸というのは「感情の共有」だと思います。

常に子どものその時々の感情をキャッチしてあげること、単純に言えば、今日はうれしそうだなとか、つまんないんだなとか、そうした日々のこども達の気持ちをわっかてあげることで、初めて指導の準備が出来るのだと思います。

こども達が風の音に耳を澄ますように、私達大人も心の耳を澄まさなければなりません。

体験指導もおこなっています。お気軽にお問い合わせ下さい。

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