英語は逆上がり
小学校の頃、鉄棒の逆上がりが出来なくて、一生懸命練習したのを憶えています。
突然ですが、私は英語の学習は鉄棒の逆上がりと同じだと思います。 逆上がりを練習している子どもに対して、例えば「足は45度の角度で踏み出し、その腕は20度の角度で内側にしぼって」 などと説明は決してしませんね。
何度も何度も足を蹴り上げ、鉄棒を握りしめ、失敗の繰り返しの中で体得していきます。
日本の英語教育は、英語を数学や理科のように解析し、文法などの理論で教えてきてしまった事が、そもそも間違いの始まりだったと思います。 英語は体育や美術のように実技科目です。 毎年、高校入試や大学入試に出される英語を解くために、多くの中高生が、本当に気の遠くなるような時間と労力を英語に費やします。 でも、ほとんどのこども達が、簡単な日常会話さえ出来ません。 そして、このことは戦後ずっと言われ続けてきました。
中学校に「英語」ではなく「英会話」という実技教科を導入すべきだと考えるしだいです。
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